新井 大雅(第4回参加)
みなさん、こんにちは。中央大学 3年の新井大雅です。私は現在、スペインのバレンシアという街で語学留学を行なっています。ここでは、この留学のきっかけでもあり、スペイン語を私にとってより身近なものにしてくれたペルー研修旅行と現在の留学について少しお話ししようと思います。
初めに、私は大学1、2年次に第二外国語としてスペイン語を履修していました。履修した理由は、第二外国語はどれも身近なものでは無くてジャスティンビーバーの「Despacito」という曲で少しスペイン語を聞いたことがあって勉強したら面白いかなといった些細なものでした。しかし、勉強を始めていくにつれてせっかく勉強しているなら実際に使ってみたいと思うようになりました。その時にちょうど、浦先生からペルー研修旅行のお話を頂いて私はすぐに絶対行きたい!と思いました。その理由は2つあって、まずスペイン語ってどんなふうに話されているのかそして実際に使ってみたいというのと、ペルーなんてこの機会逃したら一生行くことないだろうし、私にとってラテンアメリカは全く知識のない地域だったのでとても興味が湧いたからです。
ペルーでの生活は驚くことの連続でした。決して経済的に裕福とは言えず、発展真っ只中にいる中でもペルーの人々が日々を楽しくのびのびと暮らしている事が印象的でした。彼らは、日本のように分刻みの時間に追われる事なく、ゆっくり時が流れているような感じがしましたし、夕食で訪れたレストランでは現地の方々とダンスをしたりとても楽しい時間を過ごしました。マチュピチュやナスカの地上絵など世界遺産など多くの観光スポットがあるのもペルーの魅力だし、ハードスケジュールでしたがマチュピチュもナスカも訪れることが出来ました。スペイン語に関しては、当時は約1年学んだだけだったので自分の言いたいことや相手の話していることが分からないことはたくさんありました。それでも、話せた時、少し理解出来た時はとても嬉しかったし、今度訪れた時はもっと話せるようになりたい!と言ったモチベーションにつながりました。
研修後も、学習は続けていて3年次に交換留学でスペインに行く予定でしたがコロナで中止になってしまい、バレンシアの語学学校で学んでいます。午前中は学校に行き、午後は友人と出かけたり、家でゆっくり過ごしたりしています。スペイン語は地域特有の表現があるので、スペインとペルーなどのラテンアメリカの違いがとても興味深いです。私の留学しているバレンシアという街は、スペイン第3の都市と呼ばれていて都会過ぎず、田舎過ぎず生活するには適していると思います。スペインの人々も時間にはルーズな印象です。ペルーのようにのんびり生活しているなと感じています。この、生活スタイルがスペイン語圏の良さだなと私は思います。(笑)
最後に、こちらを読んでくださっている皆さんもスペイン語やスペイン語圏の国々やペルーに興味がある方が多いと思います。「ペルーって日本から離れてるし、怖そう」などネガティブなイメージもあるかもしれませんが、実際に行くとたくさんペルーの良さが多く発見できると思います!ぜひ、参加してみてください!!!