ペルー研修後の活動


石田 就人(第2回参加)

皆さん、こんにちは。明治大学情報コミュニケーション学部3年の石田就人です。私は大学1年生の春休みにペルー研修に参加させていただきました。ペルーに行ったことで、1か月間という短い期間ではありましたが、その後の大学での勉強内容だったり、自分の価値観など変わったことがたくさんあります。今回は、その一部を簡単に紹介できたらなと思います。

スペイン語スピーチコンテストにて

①「スペイン語に関して」 ペルーやスペイン語圏の国に行きたいなと考えている方は、スペイン語に関して気になる方が多いと思います。私は第二外国語として大学生からスペイン語を始めたので、ペルー研修までの約1年間では日常生活程度のスペイン語すら話せないくらいでした。実際現地では、言葉が話せなくても生活はできましたが、少しでも話せた方が相手も喜ぶし、自分にとっても楽しさが増すと思いました。そこで、大学2年生からは自主的にスペイン語を学び始めました。スペイン語の資格の試験を受けたり、スピーチコンテストに参加したりと、少しでも話せるようになりたいなと思い、自分なりに色々トライしてみました。実際コンテストでは、先生の助けもあり賞を取ることができました。3年生になった今でも、ペルーの友人とは連絡を取ることもあるので、ラジオを聴いたりと勉強を続けています。

②「大学での勉強について」  ペルーに行ったことで、今まで曖昧だった自分の研究テーマも決めることができました。日本と全く違う異文化に触れることで、日本との生活環境の違いを実感しました。現地では生活の勝手が分からないし、交通インフラが整っていないことが不便に感じることもありましたが、逆にそういった面の発展や成長に興味を持ち、今では国際経済学の先生のもとで、発展途上国の成長について幅広く学んでいます。特に、今年は8月に横浜でTICAD7(アフリカ開発会議)が開かれるので、ゼミではアフリカ成長の提言を考え、国際開発ジャーナル7月号に掲載していただきました。ペルーに行ったことがきっかけで、南米だけでなくアフリカにも興味をもつことができ、これからさらに見識を深めていきたいと思っています。

③「自分自身について」 最後に自分自身にとって、一番変わったことについてお話します。私が一番変わったことは「行動力」です。何に対しても、興味はあっても消極的な面がありましたが、それを変えることができたと思っています。思いたったら自主的に行動することを心掛け、今では、途上国の勉強に関するイベントに参加したり、ペルーにも再び訪問したり、さらにはボリビアも訪れました。

ペルーに参加したことで、いろいろな物の見方が変わり、本当にいってよかったなと思っています。少しでも興味がある方はぜひ参加してみてください。